言葉の違いというのは、外国と日本を区別する上で、
一番わかりやすい違いですよね。
言語が違うと簡単に言っても、
まず見た目が違うところからだと、
アルファベットをほとんどの国で使っていて、
日本語だったり、ギリシャ語だったり、アラビア語だったり、アルファベットから程遠い文字を書く所もあります。
さらに、同じアルファベットを使っていても、読み方が違ったり、
+αの文字が加わったりして、読解が非常に難しい所もあります。
ポーランド語もその一つだと思います。
さて、語学が好きな私は、好きなだけで話す事は出来ませんが、
英語・ポーランド語・日本語を同時に使っている日々の中で1ついつも不思議に思うことがあります。
それがタイトルの「何故日本語には、言ってはいけない言葉が無いのか?」です。
私が日々疑問に思っていることを例に書きます。
英語で言うならば、「FU*K」(文字は伏せていきます)です。
もう今時しょっちゅう聞きますよね。
なんなら歌詞にも出てくるぐらい、出してもいいんだって位許容されているのかもしれませんが、
実際はいいものじゃありません。
英語圏の人が言うのと、外人が言うのでもまたニュアンスが違うと思います。
なんとなく母国語じゃないのに言うとなると
「簡単に口にするな」と思われたり言われることもあるのですが、
外人側からすれば、
「そんないけない言葉なら、なんで君達は平気で言えるの?」と疑問に思うのです。
“FU*K”も英語圏の人はよく言うし歌にも出てくるぐらいだから、
日本人感覚としては、良い言葉ではないってことぐらいにしか思ってない人多いと思います。
しかし、実際はもっと深刻で、本当に簡単に使っていい言葉ではないそうなのです。
ただ、その深刻具合に相当する日本語がないために、どうも理解が出来ず、度合いが分からないのです。
ポーランド語にも“F*ck”にあたる言葉があります。
これはあえて書きませんが、
若い子はよく言いますし、
テレビではもちろん放送禁止用語なのでピーが入るのですが、
インタビューになるととにかくピーピーなるほどみんな言います。
しかし実際は、子供なんかが言ったらお母さん顔真っ青になるような、
ショックで開いた口がふさがらなくなるような、そんな言葉だそうです。
今まで聞いていて、感覚的には「*ね!」と言うのと同じような使い方だと思います。
むしろそれ以外に言葉が思い浮かばなくて、それで不思議に思っているのですが、
使い方も、「*ぬほど美味しい」「*ぬほどムカつく」「*ぬほど疲れた」等と同じような感じで
Fu*k’n ~とも表せますし、ポーランド語でもK***~と言います。
ものすごく+怒りがくっついたような、
でも「超~」のような使い方もしているような・・・
ただやはり、この言葉は放送禁止用語なので聞いてて気持ちがいいものではないですし、
その言葉をしょっちゅう口癖のように言う人は、
親の教育も頭の出来も粗相も・・・あの子と関るのは控えましょうね・・・
となりやすいというのは世界共通だと思います。
私も冗談でも言ってはいけないと主人に言われているので、
たまに喧嘩になって怒りの度合いを表すために言ったりするのですが、
ずっと無視されていても、この時ばかりは「それは言っちゃいけない」と止められます。
どっちにしろ、私にとってはイマイチ言った所で感覚がつかめないので、
なんとも思わないのですが、聞いた方はやはりカチンとくるか、ショックを受けるかどちらかのようです。(主人も普段はあんまり言いません。ゲームで負けた時と渋滞の時にいいます。笑)
しかし、そう思うと、今まで私はものすごく怒った時、なんて言っていたか忘れてしまったのです。
なんと言ってギャーと怒っていたのか。
「超ムカつく!」はもうギャグのようにしか思えず・・・若い頃はそう怒ってたのかな・・・
そもそも大人になるにつれ口喧嘩は減るのかな?
喧嘩になる前に、皮肉のような上手いこと言う方を考えるか、もう無視するかどっちかでしょうか。
<口は災いの元>
これは真ですね^^;
「*ね」なんて言葉は、そもそもそんなレベルを現すような単語でもないですし(F*ckもそうかもしれないですが)、そんな言葉を言わないにこしたことはないのですが、
外人に「日本語でなんていうの?」って聞かれ「そんな言葉はない」って言っても信じてもらえないのです。
なんで無いんだろう?
私が知らないだけで、あるのかな?
でも外国のように、しょっちゅう聞くような言葉の中では、そこまでひどい言葉がないと思います。それこそ英語もポーランド語もありますが、中国語でもあるそうですし、韓国語でも沢山あるそうです。日本語だと、あきらかにバラエティに富んでいないというか、もっと他の言い方ないの?と語彙が少ない気がします。
実際*んで欲しいなんて思ってないのに、勢いで、怒りを表す言葉だけとして使うのは、
受け取る方は言葉の重みの方が強く受け取りますからそんな事思ってないならその言葉を言うな!
というのが、このポスターの意味です。(多分)
そうですよね、伝えるって難しいですよね。日本語って難しい。
そもそも日本語は言葉の重みが他の言語よりとても思いと思います。
文字を見るだけでも意味がわかったり、季節を感じたり、色が見えたり。
そのせいなのでしょうか。
名前一つにしても、どの漢字を選ぶかで印象が大分変わりますよね。
私の名前はkaoriといいますが、「佳織」と書きます。
しかし同級生には香織・加緒里・香など違うカオリが沢山いて、やはり漢字だけ見ても
ただの同じ「かおり」には思いませんよね。
ポーランドは名前をつけるときはなんとなく名字と合うかぐらいでしか考えないので適当です。
同じ名前がたっくさんいます。最近は古い名前が再流行しているようです。
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言葉や文字に関しては、こちらに来て本当に日本語って特別だなと感じる日々です。
さすが3つの文字を使いこなす民族だけあります^^
これについてまた書き出すと止まらなくなるので、今回はここで終わりにします。
ということで、ここまで読んでくださりありがとうございました!
私もこんなことを書いていて、伝えたいことがはたしてちゃんと伝わったか不安ですが
少しでも他の国との違いを知って「面白い!」と思っていただけたら光栄です^^