ポーランドに来てまず変わったのが、ブランドを気にしなくなったことでした。
おでかけする時に、川へいくならともかく、中心部行くならばちょっとおしゃれしたい。
沢山の人と会うわけだし(見られている)、日本人代表というわけではないけど、
やっぱり数が少ないと私一人のイメージ=日本人につながることあると思うのです。
東京にいるときは、そんな服や靴、アクセサリー全部をブランドで固めるようなわけでもありませんでしたが、
やはり銀座・六本木を歩けば、なんだか気分も高まり、おしゃれなレストランへ行きたくなったり、
身なりもいつもよりおしゃれにすると行動も変わりました。
おしゃれの定義の一部がちょっと値段の高いものを身に着ける、支払うということでした。
渋谷でも好きなブランドのお店で買い物をするのが一つのステータスのようなものでした。
しかし、ポーランドへ来てからはどうでしょう。
まず、日本では圧倒的に目にする人々のバッグやお財布がなんのロゴもありません。
日本では高校生でさえ持ち始めてしまうヴィトンやGUCCIのバッグもお財布も見ません。
寒いのでみんなマフラーしていますが、バーバリーやFENDIなんて見たことありません。
(これ学生だけでしょうか^^;)
観光客でたまにみるくらいです。
私はCOACHが好きで、デザイナーコラボのものや店舗限定品などを集めていました。
一気には変えないけれど月に一つずつでも何か買っていると気づけばたまるものです。
(ポーチなどの小物ばかりですけれど笑)
いくつかはポーランドにも持ってきたのですがそれが全く使っていないのです!
ポーランドへ来て、まず彼はCOACHを知らない。
それどころかヴィトンも知らない。GUCCIも知らない。ロゴを見せても知らない。
これはかなりびっくりでした。
ついでに来たころ仲良くなった19歳の女の子にも聞いたら、
第一声はシャネルそして続いてベルサーチでした。
(えぇ!?そこ!?ヴィトンは!?グッチは!?どちらもイマイチな反応でした。)
いくらファッションに興味なくても名前やロゴ・模様くらい知っているだろうと・・・
でも回りにも身に着けてる人いないんです。
見たことなければ日本みたいにトレンド情報番組なんかもないので、余計知る由もないわけです。
雑誌はあるんですが、雑誌と言ってもゴシップ誌が多いです。
やっぱり日本人ほど普通の人はこだわらないんでしょうかね。
「女優が買う高いもの」 という認識なのかなーと思いました。
そんなわけで、かわいさも分かってもらえない、
ちょっと頑張って買ったのよっていうのも分かってもらえない・・・
ブランドは知っている人だけに対してのただの見栄なんだと気づきました。
(それはそれでわいわいガールズトークするのが楽しいんですけれど^^;)
個性も出るし、自分へのご褒美でもあるし、自己満足であればいいんですよね。
私はつい「これ持ってるんだぜ!これ限定なんだぜ!」と見栄を張っていました・・・苦笑
人の目を気にする日本人気質もあると思います。
逆にこちらは「もっと気にしようよ・・・」と思うのですがそれも日本人だから思う事なのでしょうか。
明らかにおかしなインナーとセーターの組み合わせはよくあることです笑
しかし顔とスタイルがいいので、おしゃれに見えてしまう不思議。うらやましい!
大きなショッピングモールに行ってもお店を見たことがないので、
昨年6月にLVが出来たときはびっくりしました。
「誰が買うんだ!?」と。
そして何故LVだけなのか、と。
・・・・と思ったら、私が知らなかっただけで、
ブランド物のお店がありました^^
「Vitkac」
↑外観がわかります。HPはこちら→http://www.vitkac.com/en
ブランド店街あったのか~~~~!!!!
あのLVはデパートの一角だったんですね。
場所も、ワルシャワ来たことある人は分かると思うのですが、
新世界通りが始まるやしの木があるところ、あそこにあるBGKという大きい銀行の隣です。
てっきりあのビルはオフィスなんだと思っていて、
「よくそんなとこにLVいきなり建てたな!」なんて思っていたんですがとんだ勘違いでした。
サイトを見てみるとここだけ銀座のような雰囲気がします◇
上にレストランがあるようで、そこもきっと高級なんだろうなと思います。
年々ポーランドの景気もいいようで、ワルシャワの平均収入もあがっているそうなので
格差がどんどん開いているそうですがやはりお金持ちというのはいるのですねぇ~
ポーランドはお金はそんなに必要のない国な気がしますが
(お金を使うようなことをあまりしない気がします)
あったら便利なのは間違いないですね!
ということで、個人的にびっくりしたことでした~!