Pracownia Rękawiczekプラツォヴニア レンカヴィチェク
ワルシャワ旧市街の洗礼者ヨハネ大聖堂のはす向かいにある赤い看板。
Rękawiczki(レンカヴィチュキ)とはポーランド語で手袋(複数形)という意味です。
Rękawiczek(レンカヴィチェク)だと「手袋ちゃん」といったような
ちょっと可愛くした名詞の形です^^
先日ガイドをしたT様ご夫妻が以前テレビでこの手袋屋さんを見たそうで、
ここへ是非行きたい!とのことで私も初めて訪れました。
ご覧になったのは何かなと調べてみたら
2013年に放送されたBS日テレの「ホテルの窓から」という番組でした!
早速中へ。
「Dzien dobry~!」
お店は奥にあるので、ちょっと入りにくいかもしれませんが、大丈夫です!
優しいおじさんがお迎えしてくれます^^♪
「ようこそいらっしゃい!さぁどれがいいかな?」
手袋作って40年以上、ここにお店を構えて35年!
手袋職人のMarian Bąkowski マリアン ボンコフスキさんです。
小さな一角のお店は細長く、右側にカウンター、
左側に作業スペースがあります。
「手を見せて。」
見ただけでサイズやいい形を選んでくれます。
英語はほとんど通じないのでポーランド語での会話になりますが、
分からなくてもきっとおじさんがよくしてくれるのできっと大丈夫。
次々に「これはどう?」と引き出しから出してくれます^^
一応バイク用グローブというこちらも、おじさんは
「蒸れず使えるからに普段使いでもいいんだよ!」とのこと。
この色なら春先にも素敵ですね!
長さもショート、ミディアム、ロングと種類もいろいろで、今の時期だと
裏にナチュラルウールがついた暖かいタイプの手袋もありました^^
棚や引き出しにはたくさんの手袋!
男性用、女性用、色もさまざまですが、どれも素敵な色でつけてみると
「あら!この色もお似合いですよ!」
意外と見た目とつけた感じでは印象が違うことが分かります。
試着は大事ですね!
そして何よりも着け心地が素晴らしい!!!
私は今まであまり手袋は手が動きにくくなるので好きではなかったのですが、
こちらの手袋は
上質の羊革(ラムスキン)を使っているため
とても軽くて柔らかく、伸縮性があってものによってはゴムかと思うほどフィット!
しっかりなめしてあって肌触りも気持ちがいい!
マリアンさんも、
「このあたりでこんなにいい革の手袋はないよ!すごくいいだろう!」
と終始笑顔でいろいろ見せてくれます。
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