旧市街の道はどこもかしこもマーケットばかり!
日曜日だったからかな?とにかくショッピング目当てで行ったら
1日本当にまるごと楽しめそうでした。そして川の方へ向かってふと気付けば・・・
あった!例のアレ!!!!
私が例のアレと呼んでいるのはこれです。
グダンスクといえばこの運河にあるこの建物。グダンスクのシンボルでもあります。
これは 「Żuraw」ジュラフと呼ばれるもので造船作業クレーンです。
高さ11m、4トンもの重さも持ち上げることができ,当時は世界一大きなクレーンでもあったそうです。
この重さを持ち上げることが出来たのも、内部にある直径6mの木造車輪2つのおかげだとか。
その大きな車輪の中はハムスターみたいに人間が乗って車輪を回したそうですよ!
19世紀半ばまで作業用クレーンとして使われていたこのジュラフも
1945年に戦争で80%が大破されてしまいました。
戦後再建された後現在はポーランド海洋博物館に寄付され、
灯台のモデル、旧港、一般的住宅や当時の港で働く人々の生活や
クレーンの2つの車輪などが展示されているそうです。
*************<INFORMATION>************
●ポーランド語名称「Żuraw」(ジュラフ)
●公式HP http://www.en.nmm.pl/zuraw
●開閉時間
30.06.2014 – 31.08.2014 毎日 10:00-18:00
1.09.2014 – 30.11.2014月曜休み :火- 日 10:00-16:00
1.12.2014 – 31.12.2014月曜休み:火- 日 10:00-15:00
●チケット料金 :大人一般8zl(学生5zl)
●最寄り駅 グダンスク中央駅
●行き方アドバイス 旧市街を海方向へ歩いていれば
見つかります。
<2014年の休み>
1/1,1/6,4/20-21,6/19,11/1,12/24-26
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私はグダンスクは2回目ですがまたしても行きそびれたのでここもまた次の機会に!
運河を挟んだ向かいにもかわいらしい建物が並びます。
しかし二人とも体力の限界で写真を撮ることだけしか出来ませんでした。
今度はあちらも歩いてみたいですね
この通りも沢山のお土産やさんが並んでいますが
クーラーの効いているようなカフェがありません!
レモニャーダーはどこー!(ポーランド語のレモネード)
この建物をくぐってメインストリートへ。
これは「Zielona Brama」 緑の門と呼ばれるもの。
ロングマーケット (Długi Targ ドゥウギタルグ)とモトワヴァ川の間にあるものです。
何故緑の門と呼ばれているか分からないのですが、
ベルギーのアントワープを参考にして作られたそうです。本当だ似てる!
今では国立博物館の別館となっています。
1646年には後にポーランド女王になるマリールイーズゴンザーガが一時を楽しまれたり、
18世紀後半には自然教会なるものがここに置かれたそうです。
ここの博物館の入場料は毎回展示内容によって値段が変わるそうです。
「Zielona Brama」
http://mng.gda.pl/muzeum/wizyta/?c=105
<営業時間>
火水金土日: 10.00–17.00
木: 12.00–19.00
別館がいくつもあるようです。
先ほどの緑の門をくぐってメインストリートであるドゥウギ通りへ。
この通りは広くてロングマーケット通りとも呼ばれているそうですが
まさにその通りでお店がずらーっと並んでいます。
お店も楽しいですが、とにかく何処を見てもきれいな建物が楽しい!!
こんな建物はヴロツワフでもポズナンでも何処にでもありますが、
グダンスクのこれは一番通りも広く、長く、建物も多いで楽しさ倍増です!
この建物は絵がかわいいですね~♪
グダンスクはポーランド人にとっても夏の行楽地として有名な場所なので
ポーランド人観光客も多いですし、周りの国からの観光客も多いです。
ヨーロッパのこの大きな建物が大好きです。
そしてポーランドはパステルカラーでカラフル!
人も沢山、お店も沢山!
おっと見えてきました、グダンスクといえばその②
「ネプチューン像」 です。
私は最初に来たときに思いました。
「ネプチューンって海の神様であってしかもギリシャ神話とかローマ神話の登場人物なのに、
何故唯一神のキリスト教がこれ飾ってるの?
カトリックじゃ海の神もいうなればイエスなんじゃないの?」と。
未だに謎なんですが、敬虔なカトリックである彼は神話自体よく知りません。
こんな近い北欧神話さえも知らなくて、キリスト教は北欧神話から始まってるなんて話も
あるくらいなはずなんですが、よくわからないな・・・と混乱したのを覚えています。
ここに書くにあたっていつも調べながら書いているんですがまた謎が深まりました。
まずこのネプチューン像は以前はもうちょっと緑の門側にあったこと、
それである日噴水を作りたい&この広場を監視するという意味合いで動かすことになったときに、
その移動先が昔王の滞在中に座っていた場所の目の前だったため
ネプチューンの頭を下げさせなきゃならなかったとか。
海の神が昔王が座ってたというだけの場所に頭を下げなければならないのか!!
ということはやっぱり海の神と言えど、王の方を重要視しているし、
この神はイエスの神とはなんだか意味合いが違うように感じますね。
心の叫び<グダンスクは海辺の町だから一応ネプチューンなんだと思いますが、
にしても海の神なんだと思ってんだ!)
前回来たときにここの写真を撮ったのを覚えていて、「あ!ここだ!」と思い出したのですが、
何かと思えばここはグダンスク市庁舎でした。
立派な入り口と門ですよね。ここだけで舞台ごっこが出来そうです♪
まだまだメインストリートは続きます。
どこをみても綺麗でカメラが手放せません♪
建物から突き出す装飾付きランプ!素敵ですよね♪
来た道を振り返っても、うーん綺麗~!
ところどころこうして旗が掲げてあったのですがこれはなんだったのだろう??
あ!ここにグリツァン(写真右下にGRYCまで写ってる物)あったのか!
ポーランドブランドの有名なアイス屋さんです。
大きく人が写ってしまいましたが、この綺麗な建物も初めて来た時感動したのを覚えています。
パステルグリーンの装飾が綺麗なドアに上にもゴールドのモノグラム。
確か音楽関係のミュージアムだった気がします。綺麗な建物満載のグダンスク旧市街でした。
ということで旧市街はこれで終わりです。
時間になったのでここから中央駅方面に戻ってバスで空港へ向かいました。
つづく。
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