週の真ん中水曜日!
ワルシャワに滞在していて時間がある方、水曜日に無料で入れる博物館や施設が
ありますので是非チェックしてくださいね😉
⭐1. 旧市街にあるワルシャワ旧王宮
Zamek Królewski w Warszawie
(ザメク=城 クルレフスキ=王の w=in )
直訳するとワルシャワにある王の城です。普段日本語で王城と言わないので
私は王宮と呼びますが、ガイド本にはなぜか旧王宮とあります👀
世界遺産であるワルシャワ旧市街に入って右側に見えてくる大きなサーモンピンク色の
建物がその旧王宮です😉
これも第二次世界大戦で大破しましたが見事に復建されたものです。
ワルシャワの王宮は、ポーランド国家の主権の象徴として、第二次世界大戦の初期にドイツ軍の攻撃目標になりました。1939年9月17日、王宮は炎に包まれました。その頃、ポーランドの美術館関係者や保存修復師たちは、命がけで、城内の部屋から最も貴重な美術品や装飾品を救い出そうとしていました。彼らは爆破を決断したことを知りながら、すでに将来の再建を考えていたのです。破壊行為は、1944年9月のワルシャワ蜂起の際に、ドイツのサッパーが城壁を爆破することで終わりました。戦後、城の再建は、スタニスワフ・ローレンツ教授に近い人たちによって長年にわたって提唱されてきました。そして、1971年1月、再建の最終決定がなされ、1971年9月、建設工事が開始。1974年7月には、未完成の状態で建物の本体となる第一段階が完了。1977年、最初の内装が完成し、1984年8月に行われた王宮の一般公開のセレモニーで披露されました。再建された王の城を国民に手渡すことは、占領下において、命がけで王城と王城芸術作品を後世に残したすべての人々に敬意を表す行為でありました。
入場無料の水曜日は、全部ではないのですがほとんどを見ることができます。
中は1時間はあるとゆっくり楽しめると思います。
王宮らしい綺麗な部屋がたくさんあります。
地下にあるレンブラントの絵も見逃し必須です👀!
地下の美術館になっているところは少し暗くてムードがあるので私はここが一番好きです。
ヨーロッパの各地の絵があり、小さな絵もあるのでじっくり見てほしいです。
(そして地下は夏でも涼しいのがいいところ◎)
裏側にある庭園が改装されて入れるようになっているので
ここで思い思いに過ごして下さい♪
上の王宮の所にカフェもあります。ちょっと高いですが特別感があります。
中にもカフェがあるので中でも。
テラス席で高台からの景色も綺麗です♪
王宮は5角形をしていて、内側まではいつでも無料で入ることができます。
<公式HP>
www.zamek-krolewski.pl
<営業時間>
月曜休館
火曜日~日曜日: 10時~18時(最終入場は17時)
水曜日:入場無料
⭐常設展の入場料が無料になります:ほとんど見れます。
常設展:大居室、王室の居室、ヤン・マテイコの絵画、元老院の間(外から見る)、
名画のギャラリー(1つの観光コースに含まれるもの)への入場が無料です。
無料チケットは、チケットオフィスでお受け取りください。
ガイドツアーや予約はできません。
通常はメインルートで50zl(約1,500円)するのでお得です😉
詳細は公式HPのこちらからご覧下さい。
<基本情報>ワルシャワ旧王宮(2023年更新)
⭐2.ショパン博物館
ワルシャワに来る方はショパンが好きで来たというかたが少なくないと思います😍
そんなショパンファンのかたがもし水曜日にワルシャワにいたとしたら、なんとショパン博物館がフリーです!
チケットはもらなくてはならないのでチケットオフィスは最初に寄ってくださいね😉
フリデリク・ショパンは最も有名なワルシャワ人の一人で、彼の博物館への訪問はワルシャワを訪れるなら必ず必要なことです。展示物やマルチメディアのディスプレイは、作曲家の人生と作品の物語を伝えています。
ワルシャワで過ごした幼少期や青年期、そして移住後の生活について、すべてを知ることができます。作曲家に宛てた手紙や、作曲家が書いた手紙、絵、献辞も見ることができます。作曲家の生前に描かれた肖像画、手型、デスマスク、そして貴重な思い出の品、10歳の芸術家がその才能を認められて贈った金時計、キャンディーボックス、イニシャル入りキーリング、カフリンク、そして作曲家が最後の2年間演奏した高価なプレイエルピアノも見ることができます。
ジョージ・サンドとの関係を描いた部屋では、二人が夏の日々を過ごしたノアント村の鳥の鳴き声が聞こえてきます。最後のフロアでは、芸術家の旅と最期をテーマに、死の床に置かれたドライフラワーや、親しい家族が保管していた髪の束を見ることができます。
音楽スケッチやメモ、完成した作品の原稿を見ながら、アーティストの創作活動に触れてみてください。そして、これらすべてが興味深いインタラクティブな形で提供されています。
宮殿の前には、ワルシャワの伝説のヒロインである「黄金のアヒル」が描かれた噴水があります−warsawtour.plより
<基本情報>ショパン博物館
博物館への行き方、博物館内については上記の<基本情報>ショパン博物館よりご覧ください😉
行く度に情報を更新してありますので、最後までお読みいただくと流れもわかりやすいと思います。
⭐3.レギアワルシャワミュージアム(ワルシャワのサッカーチーム)
レギアワルシャワは、日本で言うJリーグで一番強いサッカーチームのようなものです。
実際は優勝を逃すこともありますが、上位には必ずいる有名なJ1チームです。
ポーランドのリーグは「エクストラクラサ」と言います。
ドイツのブンデスリーガ、スペインのリーガエスパニョーラ、イタリアのセリエアー
のように、ポーランドはエクストラクラサです。
ポーランドも例外なくサッカーファンはとても熱く、フーリガンのような少し危険な人も
多いので試合がある時は治安が悪くなります。(主にホーム負けたときはガラスが😫)
ワジェンキ公園の近くにこのレギアのスタジアムがあります。国立スタジアムとは別です。
そのため、試合がある時はワジェンキ公園あたりからマフラータオルを巻いたサポーターを
昼間から見ることがあると思いますが、昼間から酔っ払って騒いでいる人も多いので
からまれないようにお気をつけください😂
レギアスタジアムに隣接しています。ポーランドで最も成功したサッカークラブの一つであるレギアの歴史について、すべてを学ぶことができます。この博物館には、Kazimierz DeynaやKazimierz Górskiなど、レギアの主要な選手や監督に関連する数百の展示物が集められています。カップ、ストリップ、サッカーブーツのほか、記念写真、ペナント、メダルも見ることができます。ファンが熱狂する伝説のスタンド「ジレタ」をテーマにした展示もご覧ください。
また、ファンショップやスポーツバー&レストランでは、お気に入りのチームや選手を応援することができます。
<営業時間>
月~金 11:00 – 17:00
土日はお休み
※試合がある日も開いていません※
<チケット料金>
個人見学はいつも無料です
<公式HP>
https://legia.com/muzeum-legii
<地図>
数年前にレギアが優勝した時に旧市街で祝勝会のようなものに出会い少し参加したので
その時の様子からサポーターの方々の熱さをご覧ください😁
発煙筒は定番ですが当然ながらちょっと危ないです😂
選手がまだ出てきていないのに1時間くらいずっと歌って待っていました😁
♪
Mistrzem Polski jest Legia
Legia najlepsza jest
Legia to jest potęga
Legia CWKS
la la la la la la la ~♪
⭐4.カティン博物館 Muzeum Katyńskie
博物館の使命は、「カティン博物館」の母体であるポーランド軍博物館の規約である公式文書の条項によって定義されています。博物館の目的は、収集されたポーランド軍の歴史に関連する国家的な文化財を保存し、適切に管理し、科学的、教訓的、教育的な目的で利用できるようにすることで、ポーランド軍の歴史に関する知識を科学に役立て、一般に普及させることである。博物館はその任務を遂行するために、まず次のことを行います:
– 文化財の収集、開発、保存、維持、利用可能化 – 専門分野における科学的研究および教育活動の実施
– ポーランド軍事史の国内外での普及のために、機関、組織、団体と協力します。
カチン博物館は、歴史的かつ殉教的な、「特定の」遺物(カチン、ハリコフ、ミエドノエの死穴から出土した遺物)と多数の文書によって、カチン虐殺を紹介することを任務とする博物館です。国立博物館の中で唯一、常設展示による教育的活動を行うことで、社会、特に若い世代の歴史教育を補完するプログラムを実現し、1939年9月17日以降の東方におけるポーランド人の運命に関するあらゆる側面を描いて、愛国心を形成しようとしています。
カティン・ミュージアムもまた、広く理解された歴史教育において、その位置づけと役割を担っています。博物館は「法令上」、移動可能な記念品、つまり過去の記念品を収集することが義務付けられており、歴史学上、これらは物質的な歴史資料となっています。
資料館には、
– 発掘調査(過去と未来)で得られた文書のコレクション
– ICC、PCK、ソ連AP司令部、ポーランド第2軍団司令部などとの探索に関する収容所と捕虜の家族の間の書簡集
– カティンの大虐殺に関する資料のコレクション(現在、当館が所蔵する資料の総数は3,500点以上)
– 殺害された人々の思い出の品である個人的な文書や家族の文書のコレクション
– 証言と研究のコレクション(メディア媒体に記録されたものを含む)
– 図像コレクションは、戦争勃発前に撮影された殺害者の写真と犯罪現場の写真記録(5,000枚以上)が主なものである
– 発掘作業を記録した写真コレクションと、記念碑の除幕式やカティンの墓碑銘など、カティンの主題に関連する博物館の資料コレクションを記録した写真コレクション
– 事件現場や戦没者墓地の地形記録。
が保存されています。
<営業時間>
水~日 10:00 ~ 16:00
月・火 休館日
<チケット>
いつも無料です。
<地図>
公式HPはhttpsに対応していないためセキュリティ上リンクが貼れませんが、
「 muzeumkatynskie.pl を検索またはURL窓にいれていただくと表示されると思います。
変わりにワルシャワ観光ツーリズム公式HPのこちらのページを参考にしてください😊
Warsaw Citadel
⭐5.歴史博物館
• History Meeting House (10.00-20.00)
現地での正しい名称は「Dom Spotkań z Historią」歴史に会う家、という意味です。
ポーランド、中・東欧の20世紀の歴史に触れたい方は訪れてみてはいかがでしょうか。
写真、一般人の関係、文書、音声・映像記録、さらに写真展、それに伴う会議、映画上映、ワークショップ、教育活動を通して、その歴史を学ぶことができます。ここには、ポーランドで最大の20世紀史のアーカイブ(4000件以上のインタビュー)を所蔵しています。マルチメディア閲覧室では、ナチズムと共産主義という破滅的なイデオロギーがもたらした劇的な出来事の目撃者の直接の証言に耳を傾けることができます。また、旧東部国境地帯の住民、ソ連当局に抑圧されたポーランド人の記憶もここにあります。書店では、ポーランドと中東欧の現代史に関する書籍、アルバム、メモワールなどを購入することができます。
また、スティーブン・スピルバーグが設立したホロコーストの生存者の証言を集めたマルチメディアアーカイブであるUSCショア財団視覚歴史教育研究所のコレクションにもアクセスすることができる。
この建物は、今はなきシュガー銀行の歴史的な建物の中にあり、金庫への装甲扉が特徴的です。
⭐中は綺麗な建物なのでこちらのリンクから中を見てみてください😉
→建物の中をバーチャルツアーしてみる(公式HPより)←
⭐トイレもあります。
⭐建物の中には本屋さん、カフェも併設されています。
<営業時間>
月曜休館
火曜日~金曜日 10時~20時(本屋さんは12時~)
土日 12時~20時
<地図>
ブリストルホテルの隣です。
<公式HP>
https://dsh.waw.pl/
<Instragarm>
@dsh.waw.pl/
<入場料金>
ここはいつも無料
⭐6.地質学博物館
地理が好きすぎて地理学科にまで入った私が個人的に一番行きたい博物館🤤
地理を学ぶのに日本というのは地形から気候から地質、天災、山も海もある、もう本当に
恵まれている環境です。
その分自然災害が多すぎて日常生活が並大抵のものではないのも事実です。
この事実を外国の人はほとんど認識していません。
なぜならば無いからです。
例えば、ポーランドの人は山が基本的にありません。
そのため平野で暮らす人たちは山を知りません。
山を知らないと小さな滝でも感動したり、山をくぐるトンネルにも感動します。
山菜や渓流も本や話で聞いたことがある遠い記憶ぐらいが普通です。
(地下道はあるので地下のトンネルと山のトンネルの感動の違いがあるようです。※主人&知人談)
日本ではいろんな自然から成るものが当たり前に日常に溶け込んでいるので、自分自身もこうして違う所へ
来ないと気付きませんでした。あまりにも話が通じないのは、生活している土地が
根本的に違いすぎるからというのが大きな一つの理由です。
その辺の外国人よりも地理について基礎知識があるのも日本人だと思いますが、
根本から学べば学ぶほど、外国へ行ったときの共通点、逆に違うものの
「なぜ違いがあるのか」が分かってとてもおもしろいのが地理学です。
地質や気候を知っていれば、植物そして食べる野菜まで違うことがわかります。
虫だって違うし、それは湿気があるかないか、気温変化はどうかなども関わってきますが
どれも地理です😀
石を知れば鉱石、そして宝石のことにも詳しくなります。
宇宙も地理の一つです。宇宙学というものがあります。
他に私が学んでいたのは、村落文化や土壌学(川の石とかの大きさや種類)、
地形学(地図を書いたり見たりも)、宇宙学、気候学、ゼミでは屋久島へ行きました。
(私は標高ごとの植生の違いで苔を調べていました)
もちろん化石も地理の分野の一つです。
歴史としても見てもいいので地理は包含されてしまうことが多いですが、地理でもあります。
地理を通して興味が広がってくれたらいいなと思います😀
個人的な話で前置きが長くなってしまいました。
このポーランドの地質学博物館より公式な説明を翻訳します。
ワルシャワにあるポーランド地質研究所(National Research Institute)の地質学博物館は、100年の歴史があります。
ポーランドの地質構造に関するあらゆる科学的資料を収蔵・展示しています(フィールド部門も含む)。岩石、鉱物標本、化石などの豊富なコレクションがテーマ別に展示されており、その多様性に誰もが興味を持つことでしょう。
氷河期の絶滅動物の骨格、ポーランドの恐竜Dilophosaurus wetherilliの復元、かつて私たちの土地に生息していた恐竜の足跡などが展示されているのです。砂漠の模型や洞窟の実物大再現もあり、全体が引き立っています。大人だけでなく、子どもや若者にとっても興味深い展示です。
(公式HPより)
バーチャルツアー
パソコンで中を見ることが出来ます。
画像(またはこちら)をクリックすると館内のバーチャル体験が楽しめます。
セントラルからは少し離れているのですが、私のように地質に興味がある方は是非♪
<チケット>
地質学博物館への入場および個別見学はいつも無料です。
<営業時間>
月~金 9:00~17:30
日曜日 10:00 – 15:00
(入館は閉館時間の30分前まで)
※13歳未満のお子様は、大人の方の同伴が必要です。
※安全上の理由から、平日は最大350名、祝日は最大400名まで、同時に来館できる人数が決まっています。
<地図>
<住所>
地質博物館
国立研究開発法人ポーランド地質学研究所内
ul.Rakowiecka4(Wiśniowa通りから入る)
00-975 warszawa
<公式HP>
https://www.pgi.gov.pl/muzeum/
⭐7.ポーランド国立銀行(NBP)貨幣博物館(マネーセンター)
セントラルの近くにあるNBP(エヌベペ)=ポーランド国立銀行のところにある博物館です。
日本で言うならば日銀ですね🏦
50万円以上の本物の金の延べ棒を触ったことがありますか?片手で持ち上げられるかどうか試してみてください。
一番重い硬貨の重さはどれくらいか知っていますか?メソポタミアや17世紀のスウェーデンで支払いに使われていたものは何でしょう?勇者ボレスワフ王が打ったデナリウスや、戦間期に流通していた50ズオティ硬貨はどのようなものだったでしょうか。
何千ものユニークなアイテムからなるマルチメディア展示は、あなたを魅力的な金融の世界へと導いてくれるでしょう。
16の部屋では、お金の歴史について学び、ブローカーになり、金庫に入り、ATMの内部がどうなっているかを見ることができます。また、偽物と本物の見分け方も学べます。そして楽しいクイズに挑戦することで、金融に関する知識を深めることもできます。見かけによらず、とても面白い場所です!
<バーチャルツアー>
↑画像(またはこちら)をクリックすると館内の一部のバーチャルツアーが出来ます。
<チケット>
いつも無料です。
<営業時間>
月曜休み
火水金土日 10:00~18:00
木曜日 10:00 – 20:00
(入館は閉館時間の30分前まで)
<公式HP>
https://www.cpnbp.pl/
<地図>
Visit Warsaw’s museums for free