2003年に「ワルシャワの秋」というドラマが放映されていたことをご存知でしょうか?
私は全く知らず、今日偶然検索をしていて見つけたのですが、
主演も竹内結子さんだったと知り、
びっくりして思わず勢いで書いております🤓
関西テレビ40周年記念特別番組として作られたものだそうです。
調べたことを残しておきます。
<あらすじ>
大正時代。日本赤十字本社ではポーランド児童救済委員会のアンナ会長(アンナ・ロマントフスカ)が日本赤十字社の平島社長(小林桂樹)にポーランド児童の受け入れを打診していた。
ロシア革命の嵐に巻き込まれたポーランド人はシベリアに連行され、大人は容赦なく殺され3千人を超える子供達が親を失い厳寒の地にとり残されていた。
「子供は国の宝です。私たちが預かります」。
平島の快諾にアンナ会長は歓喜の涙を流した。
大阪赤十字病院の看護婦・青木葉子(竹内結子)は、総婦長の志津谷(いしだあゆみ)から、同僚の和地典子(山本未來)と共に、新設されるポーランド人児童の収容所で勤務することを命じられる。
帝政ロシア下のシベリアで親を亡くしたポーランドの子供たちを、ポーランドの要請を受けて日本が受け入れることになった。
大阪市天王寺区の大阪赤十字病院の看護師である青木葉子(竹内結子)はポーランドの子供たちの収容所に勤務することになった。収容所にやってきた子供たちは元気がなく不潔になっていた。
医師の柿沼(吹越満)が子供たちの健康診断を始めると、その中に口を開かないカミル(イグナツィ・ザレフスキ)という少年がいた。葉子はカミルの世話をすることになる。
その中の少年カミルは葉子に愛を寄せて離れないようにしていた。しかし、舎外遠足で海へ行ったときに今まで不表情・無口だったカミルが初めて笑い、自分の声でしゃべり、自分の名前はレフ・カチンスキであると言った。
葉子はこれからレフを引き取ると言い張ったが、総婦長に大反対される。
その後、レフは祖国に帰ってから結婚して、再度日本での指揮者として訪れることとなったが、すでにレフは他界していたが、葉子はレフたちの意思を気にしていた。
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スタッフ
脚本:田向正健 演出:林宏樹 音楽:本多俊之
プロデューサー:笠置高弘 製作著作:関西テレビ放送 キャスト
青木葉子:竹内結子 本多隆則:坂口憲二 和地典子:山本未来 柿沼徳太郎:吹越満
カミル=レフ:イグナツィ・ザレフスキ
カロリナ:アグネシュカ・ピカワ
ザレフスキ:ダニエル・スコブロニスキ
アンナ・ヴィルケヴィッチ夫人:アンナ・ロマントフスカ
岡村信之:平岳大 平島:小林桂樹 志津谷りつ:いしだあゆみ のちの青木葉子:岸惠子 |
とても興味深いお話です。シベリア孤児に関するお話のようです。
この頃に日本が受け入れてくれたから、今のポーランドの親日があるといっても過言ではないと
私は思うのですが、世界史を学ばずに学生時代を過ぎてしまったので如何せん知識がありません。
移住してから色々話を聞いて、特に主人は自分の国を誇りに思い、歴史も今も良く知っているので
日常会話も「そうだったの?」ということが多々…日々勉強になっているところですが、
日本語で映像化されていると理解が早いので嬉しいですね。
あくまでもドラマなので、どこまで忠実に再現されているのか分かりませんが
知らなかった歴史を知るきっかけになる事をはとても良い事だと思います。
シベリア孤児とは?
1919年から1923年にかけて、シベリアと満州から日本を経由し祖国ポーランドへ帰還することが出来た763名のポーランドの子どもたちのことをシベリア孤児と呼びます。彼らは、シベリアに追放されたポーランド人の子孫や、第一次世界大戦時に仕事(主にシベリア鉄道建設の仕事)を求めてロシアへ渡った難民の子孫でした。ロシアで起きた10月革命、市民戦争によって彼らは親と家を無くし、飢餓に苦しんでいました。こうした子どもたちを救うため、教師のアンナ・ビエルキエヴィチ氏と医師のヨゼフ・ヤクブキエヴィチ氏は『ポーランド孤児救助委員会』を設立し、日本政府へ救済を要請しました。日本政府は日本赤十字社に救済を要請、日本赤十字社は快諾し、シベリア孤児たちが来日することになりました。
http://siberianchildren.pl/ より引用
正直悲しい話は見ても悲しいだけなのであまり好きではないのですが
「ワルシャワの秋」は勉強として見てみたいものです🤓
秋の夜長、いやこれから冬も日が短い夜長になりますので
こちらから見られるような、インターネットのどこかにないか探してみようと思います。
最後に、竹内結子さんまでもが亡くなってしまった事…
未だに信じられません。
天国で安らかに、幸せに過ごされている事を強く願います。
三浦春馬さんともまた会えていますように。
コンフィデンスマンJPロマンス編がとてもとても好きだったので…
とても惜しいです。