ウキウキで迎えたTłusty Czwartekトゥウスティ チュファルテック!
日本語だと脂の木曜日と呼ばれるポンチュキ食べまくるデーです!
どこで買おうかな〜と悩んだのですが寒い中並びにいくほどでもないので
スーパーでいっか!と
初めて行くスーパーで試しに買ってみることに。
「箱にあったのそのまま買っちゃお」
ポーランドのレジは海外でよくあるベルトコンベアーで
レジの人は座っているだけスタイル。
シュガーグレーズ(アイシング?)のものと、
粉砂糖のもの。違いはあまり分からないけど私はシュガーグレーズの方が
好きなので5個ずつ買ってみました。
味も何も書いていなかったので分からないけど安いからよし!
アンパンみたいな大きさしていて値段がこの原材料からすべてが高騰している
なかでも一つ1.50ズオティ(50円弱)は安い!
もう今はその辺のポンチュキ屋さんで買っても1つ4ズオティとか
カフェ系なんかだと6ズオティとかするんじゃないかな。
もちろん見た目はいいんだろうけども、私には味は大差無いと感じます😂
ポンチェック♪
ポンチェック♪
みんな何箱も箱買いしてそのまま持って帰っているので
このまま帰っても恥ずかしくない日です😄
外でこんなにたくさんのドーナツ見ながら歩くことなんて無いので
なんだかとてもウキウキしました😄♪
暖かければ外でピクニック出来たらもっと楽しかっただろうな〜♪
「ただいまー」
と言ってもまだ一人でしたが👀
早速試しに食べたところ、
ポンチュキと言えばのオレンジピールはのってないですが、なんと中身は薔薇ジャムでした!
この色々高騰している中で、さらに伝統的な薔薇ジャムで一つ1.50ズオティ(50円弱)は安い\(^o^)/
嬉しい揚げたてふわふわで美味しかったとりあえず2つでお腹いっぱいになりました😆
ふわふわですが、クリスピークレームほど軽いわけではないのでこちらは食べると結構お腹にたまります。
結局2日かけて5つ食べました😁
ずっと知らなかったのですが、このポンチェック(ポンチュカ、ポンチュキ)、
揚げドーナツのことだけでなく花のつぼみという意味もあるみたいで
今まで聞いたことが無かったのでそんなにメジャーな言い方ではないのかとは思うのですが
そう知ると言霊ってすごいですね、なんだかポンチェックが可愛い食べ物に思えてきました🌸
そして春前に食べたらまた良さそう、なんて🌸🌸
イースターはまさに春の訪れのイベントでもありますが、
この脂の木曜日の時期はまだ雪も降る寒さなのでちょっと早いですね。
早く暖かくなってほしいな〜🌷
ということで今年のトゥウスティ(脂の)チュファルテック(木曜日)でした😄
<脂の木曜日のおさらい>
脂の木曜日 (Tłusty Czwartek) は、ポーランドの伝統的な祝日で、四旬節※(詳細はのちほど)が始まる前の最後の木曜日を指します。
この日は、ポーランドではドーナツを食べる習慣があります。
ポーランドのパン屋やカフェ、スーパーマーケットでは、
様々な種類のドーナツが販売され、
多くの人々が家族や友人と一緒にドーナツを食べながら楽しい時間を過ごします。
この日はまた、キリスト教の四旬節に先立つ「断食前の最後の日」とも見なされ、この日にドーナツを食べることで
断食が始まる前においしい食べ物を食べる機会を作るという意味合いもあります。
四旬節(しじゅんせつ)とは、キリスト教における復活祭に向けた40日間の期間を指します。
復活祭はキリストの復活を記念する祭りであり、キリスト教の最も重要な祭りの一つです。
四旬節は、イエス・キリストが四十日間断食を行ったことに由来しています。
この期間は、断食、懺悔、自己犠牲などを通じて、信仰を深めるための準備期間とされています。
四旬節は、カトリック教会をはじめとする多くの教派で行われ、翌週の水曜日は灰の水曜日呼ばれ、
その日から復活祭の前日である大土曜日(Wielka sobota)までの40日間にわたって続きます。
四旬節の期間中、教会では特別な祈りやミサが行われ、信徒たちは断食や慈善活動などを通じて、自己犠牲や神への奉仕を行います。
また、この期間中には肉食を控えることが一般的です。
実際は灰の水曜日(今年は2月22日)だけ食事を肉を抜いた質素なもの、例えばサンドイッチだけなどで済ませます。
またこの日からイースターまではお酒も飲まないようにするなど、
イスラム教ほど厳しい断食まではいきませんが敬虔な方はいつもとは少し節制した期間を過ごすことになります。
灰の水曜日のミサは灰を頭にかけられるのですが、(主人もかけてもらって帰ってきました。見えはしません)
なんで灰なんだろうと調べてみました。正確にはAshなので日本語で灰と訳されていますが粉塵のようです。
カトリックにおいて「塵」という表現が用いられることがあります。
これは、「あなたは塵であり、塵に帰るべきものである」という聖書の一節(創世記3:19)に由来します。
この表現は、人間は死を迎える際、肉体が土の中に還り、肉体としての存在は消滅するということを意味しています。
しかし、この表現はあくまでも肉体に対する言及であり、人間の尊厳や価値を否定するものではありません。むしろ、カトリックでは、人間の肉体的な限界を認めつつも、その魂や精神的な部分が永遠に生き続けることを強調しています。
カトリックでは輪廻転生もないので、全員天国へ行くというのが死んだ後の話のようですが
この辺は聞いてもあまり話してくれなかったり、あまり考えたことがないと言う人がまわりに多いので
(死に関する話題が日本よりかなりタブーに近い話で、話題としてもよくないようです。日本で言う性の話題と似ていると思います)
その辺はあまり私も分からないのですが灰というのはおそらくキリストがイースターに復活しますが
それまではまだ死んでいるはずなので灰から復活するわけでもないですが
断食もイエスは何も食べてないところから復活するから私たちも食べないでおこうと同じ状況になろうと
しているのをみると、灰もそれなのかなと思います。(こちらは土葬ですが肉体がなくなるとしての意味で)
これは私の勝手な解釈ですけどね😏
落としどころつけないといつまでも考えつづけてしまうのでこれで納得ということにしておきます😁
金曜日はお肉を食べてはいけないというカトリックの毎週ある日常的なルールもありますが、
(イエスが磔にされて死んだというのが金曜日だそうで。)
今風に言えば<週1ベジタリアンやってます!>みたいなことだと思うのです。
ただ宗教としてなので少し強制力というか、無意識下でやらないと気持ち悪さが残るというものがあるようです。
宗教は宗教ですが、ある意味では体のリセットというか、もし不健康な生活をしていたとしていても
こうしたしきたりのおかげでリセットできたりして、灰の水曜日なんてちょうど冬から春になる季節の変わり目でも
ありますし、あながち宗教の習慣も健康に長生きするための習慣になるようになっているのかな?なんて
思ったこの頃でした😊