先日一人でクラクフへ行く機会があり、
以前ワルシャワからクラクフまで電車で行くレポート記事を書きましたが、
今回はその日(10月上旬某日)のクラクフ旧市街の様子を残しておこうと思います。
秋にクラクフを観光予定の方の参考になれば幸いです。
お土産にもおすすめなものを写真に撮ってきたので併せてご覧ください😉


10月に入って、ポーランドにある外国発祥の雑貨屋さんはハロウィン用品が入ってきます。
このNANU-NANAは確かオランダの雑貨屋さんなのですが、このお店はワルシャワにないので
クラクフに来るたびに必ず立ち寄っているお店。
中央駅からつながっているガレリアクラコフスカの中にあります。
見ているだけでも楽しい雑貨屋さんです。値段も手ごろなのでいつも全部欲しくなりますが
仕事があるので見て楽しんできました😜

ガレリアクラコフスカの端まで歩いて、エスカレーターで地上階へいき
H&MとZARAの間から出るとこんな風景です。
クラクフへ電車で来て旧市街へ向かう大体の人は、ここから行くと思います。
出てきた所。左にKraków Głównyとありますが、それは駅ではないので注意。
なんたるトラップ!
ひっかからないようにご注意ください。

クラクフのマンホール。都市ごとに違うのでマンホール写真集めもおすすめです😉

まっすぐ歩いてきて、スタバがいつの間に出来ていてびっくり。
スタバはポーランドにはあまりなかったのですが(そもそもアメリカの物が少ないです)
最近は増えています。ポーランド限定グッズもあるので駅近くのここで買えるのはいいですね!
ここから地下道へ入ってそのまま抜けるともう旧市街です。
緑地帯が旧市街を囲むようにあります。
クラクフの大きなバルバカンも見えてきます。

そして個人的にクラクフにいったら外せないポイントがここ。
クラクフ出身のポーランド人画家ヤン・マテイコさんのフレームがある所です。

ここから見えたこの景色、このフレームにおさまった景色を絵として楽しめるのです。
そしてその絵は一生でその時だけのもの。その季節その日その時のものです。
私はクラクフへ行く度に撮っています。これは10月上旬某日の絵です😊

フロリアンスカ門
ここから旧市街へ入ります。

フロリアンスカ門をくぐって、フロリアンスカ通りを歩き始めて
マリアツカを遠くに見て思う「クラクフに来た~!(ワクワク)」感は
何度来ても変わりません😊
一番ウキウキする場所です。
「早くあの広場へ出たい!」という気持ちを抑えながら、
「あれっこんなお店あったっけ!?」や、「このお店なくなっちゃったのか―」など
ワルシャワ同様メインストリートは特に移り変わりが激しいんだなぁと
観光地を思いながら歩いて行きました。
そしてフロリアンスカ通りが終わる時。

織物会館広場に到着!これぞクラクフ!
勝手にそう思っているのですが、クラクフと言えばこの建物も必ずと言っていいほど
写真に出てくるのであながち間違いでもないと思います。
ちなみに何故織物会館かというと、もともとここは洋服などの製糸系が多くて
その昔はここで服飾関係のものが売られていたからなのです。
今は建物これ一つしかないですが、その昔はもっとあって、ずらっと並んでいたようです。
その様子は、この写真に写っている場所の地下全体が博物館となっている
クラクフ地下博物館がありますので是非行ってみてください。
この真下全部博物館なんですよ!広い博物館があるので是非!
(入り口はこの建物の写真でいう右手前にあります。)

この広場に来て真っ先に私がやる事があります。
それはせっかくの馬車が並んでいるからこそのいい景色を撮りたいからなのですが、
そのためにはこちらへ歩く必要があります。
そして先頭まで行った所で振り返ると・・・

いいですねぇ~😍
かっこいい馬車に二頭立ての馬車にマリアツカをバックで!
これはもっといい天気だったり、鳩が丁度飛び立ったり、角度を考えてもっといい具合にも
いくらでもいい写真が撮れますので写真好きな方は是非人の流れ無視して
こちらから写真撮って見てください😉

「WADOWICEヴァドヴィツェ!?*1ってことはクレムフカ屋さん!?*2」
「クレムフカ食べたいなぁ♪」(と思ったところ)
*1 WADOWICEはヨハネパウロ二世の故郷で以前行った事があるのです。(興味のある方はこちらの記事からどうぞ)
*2WADOWICEはクレムフカというパイ生地にクリームが挟まれたケーキが有名なのです。

ファンキーな自転車が停まっていました。
日本でも走ってそうなスタイリッシュさ!
ハロウィンにピッタリですね💀🎃👻

ピーター&ポール教会。(英語名)
聖ペテロ&聖パウロ教会。日本語の表記はこちら。ラテン語名?
ピョトル&パヴェウ教会。(ポーランド語名)
教会の名前って、説明が難しいですね、どうしてこちらの人って国ごとに
名前が変わってもOKにしてしまったのかといつも思います。
このまま、しばしお散歩にお付き合いください😀

トルンでもよく見た、三角屋根に窓が沢山あるかわいいレンガの家がここにも。
ここは↑先ほどのピーター&ポール教会の反対側なのですが、

こんなお洒落なカフェがあります。カフェと同時に本屋さんなのですが
一つ窓の所が石で出来ているのです。
石の本棚が外にあっておしゃれだな~と思います。

クラクフ観光はワルシャワと違って(ワルシャワは世界大戦で全部壊されてしまったので…😢)
旧市街がとても大きいのと一か所集中で全部綺麗にまとまっているので
どの小道に入ってもなにかしら昔ながらの建物で
いい景色やいい建物が見つかります。
私もせっかく天気がいいので人の少ない裏道を歩いていました。
(※私は何かあってもこちらの文化もポーランド語も分かっているのでどうすればいいかも
判断できるのでふらっとこういうことしますが、英語も分からない・海外旅行に慣れていない方の場合
基本的には日本人観光客(特に女性)一人が人気の少ない所を歩くのは治安のいいポーランドでも
あまりおすすめはしませんのでご留意ください✍)

あら!なんだかカッコイイ建物!

建物が大きいのと道が狭いのとで写真で上手く撮れなかったのですが、
上の方に古い素敵な絵が沢山描かれた建物を発見しました。

「あ!左の人魚はワルシャワかな!?」
その隣はKなのできっとKrakówですね。他のはどこの紋章かなぁ。


入り口には鉄の王冠(あれは何だろう?旗立てるやつかな?)に
クラクフのよく見る門の装飾もあって、THE クラクフという感じがするので
きっと大事な所なんだろうと思って写真に残しておきました。
今これを書きながら調べたらここはクラクフ市役所でした。道理で立派なわけだ!

10月は即位の礼がありましたね。
「これは菊の紋?」と思うようなドアをクラクフにて発見しました😃🇯🇵

お洒落なドアが沢山あるので旧市街歩きは楽しみが増えます😊
ヨーロッパでよくみかける目。イルミナティとか、フリーメーソンとか、なんだか
怖いイメージだけども怖いがあまり調べていないけどキリスト教関係なのは確かな目。

そういえば入ったことがなかった教会へ入りました。
ここがとても綺麗な所でした。
直訳するとこんな感じだと思いますが、地図見ると「聖フランシスコ教会」となっている所です。
バジリカなので、普通の教会よりレベルの高い、レベル的には一番高い大聖堂と呼んでいい所です。

中は青い壁にステンドグラスもあって、祭壇も綺麗で、織物会館の所にあるマリアツカを
コンパクトにしたような所でしたが、こちらも負けず劣らずとても綺麗な教会でした。
マリアツカは完全に観光地になってしまったので、中はいつもざわざわしているし、
祈りたい人よりも観光客の方が前にいるので教会という感じがあまりしないのですが
ここは足音すらも響くような、とっても静かで訪れる人達もとても静かに見学をしていて
ポーランドのカトリックさをしっかり感じられる場所でした。
場所はこちらです。

近くでかわいい民族衣装のお土産屋さんを見かけました。
伝統的な手縫いの商品が多かった記憶があります。
今度またゆっくり見に行こう。
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