ある年、日本に一時帰国中で大好きな100均を巡っていた時のこと。
ダイソーだったかセリアだったか忘れてしまいましたが見つけたパンチニードルの針。
こんなのももう100均にあるのかと思わず衝動買いしました。
ずっとやってみたかったのでこうして気軽に試すきっかけをくれる
100均さんにはいつも感謝です🥰
ということで、太いのと細いのと2本入っているものを買ってしばし時が経ち。
ある日、「いい加減残っている毛糸をどうにかしなくては」と
毛糸の消費について考えました。
この毛糸がまた100%ウールの太くていいものだったものですから
適当に何か編んで使わなくなる、という事態は避けたかったのです。
そんな時に、
「そうだ、足らないかもしれないけどこれで小さなマットのようなものを
パンチニードルでやればいいのでは!」
と、思い立ち、始めた時のことを残しておきます。
パンチニードルは、毛糸の消費にぴったりだと思いました。
<大事なのは糸の太さと素材を合わせること>
手持ちの毛糸はちょうど色違いで3玉あり、
色合いもちょうど良さそうだったのでマリメッコ風なお花をやってみようと
黒や白い一部のところは太さの違うものを使いました。
まず、何を土台にしていくかというところで、本来ならば麻などの目が荒くて
刺した時に目が広がっても元に戻るような、そんな縦横の糸の織り目が大きいものが適しているのですが
あるものでどうにかしたい私はレースカーテンを使うことにしました。
ちょうど目もこれなら細かく見なくてもそのままさしていけばいい。…と思ったのですが
実際は目が大きすぎて、引っ張った時に裏で押さえていないと一緒にすぐに出てきてしまいました。
これは自分の手の器用さを活用して押さえつつ、同じ感覚で刺しては引いてまた刺してと、裏側のモコモコ部分が
同じ高さになるように(あまるように)しながら進めました。
こんな感じでただの筒に糸が入っているだけ、あとはぶすぶすと刺して進むだけという
とても簡単な作業です。
ただ私の場合は裏で同時に抑えなければならないので指が攣りそうになりつつでしたが
それでも慣れてしまえばNetflixなども見ながら毎晩コツコツ進めていました。
白と黒の部分は、糸が周りより細いので2本どりにして刺して行きました。
たまに余らせるところが長く残ってしまって、これは後で切ろうというところです。
レースカーテンがふにゃふにゃなので、こんなにぎっちり太い毛糸でいれていって
いいのだろうかと思うところですが、これでいいのです。
逆に密度がないと毛糸も抜けやすくなるとおもいます。
実際やっている時でさえも気をつけないと全部スススーと抜けてしまいますからね。
出来上がってきて、表面をどうしようか悩み中。
本当はこの輪っかになっているところも全部切ってツンツン頭のようにするのですが
輪っかのままでもモコモコで可愛いのでは、と失敗した輪っかのところだけは
長さを揃えるように切りました。
(羊さんのように見える輪っかたち)
そして完成でーす☺️
出来上がってみたら、なんたる柄の適当さ。笑
もっとちゃんと下書きをすればよかったと思いましたが、ほぼ下書きもせずなんとなくで
進めたためにマリメッコ(ウニッコ)からも程遠いですが
個人的には意外と気に入っております😁
仕上げる際には裏側をほつれないようにボンドでしっかり全体を塗って
糸が抜けないようにします。
そして私の場合はレースカーテンというペラペラなものに刺したので
それをしっかりさせるべく、雑貨屋さんで見つけたゴムのマットを
切ってそれを貼り付けました。
もはや売り物のような仕上がりです。(裏だけね😁)
ということで、ちょうど毛糸を使い切れて満足しました。
サイズ的には26cm✖️70cmという細長いものなのですが、
部屋の入り口で使っています☺️
パンチニードルは本当に簡単なのに仕上がりはしっかりしていて
絨毯が自分で作れる!という感じなのでぜひ少しでも興味がある方、また毛糸の消費に困っている方には
おすすめです。
私もまた時間がある時にやろうと思います😁
(先日の一時帰国で麻布も買ってきました😁)