話が前後してしまいますが、
ザモシチには数泊して、
そのうち観光できたのが夕方半日と翌朝だけだったので
前回は翌朝に見た要塞を書きました。
今回は初日に見た旧市街観光ルートをここに残します🙂

これは前回も書いたルブフ門。この時も多分歴史ある門なんだろうなーと
思ったのですが早く旧市街内に行きたかったのでスルーしてしまいました😅
夕方から観光し始めたのですでに日が傾いています。

工事中の教会の通りを歩いて、

住宅街に。こっちであってるのかなと心配になりながら
地図ではあっているので進みます。

時折綺麗な建物があります。
後にこの白い建物はツーリストマップにも載っている重要建築物の一つでした。

右を見ても

左をみても、カラフルな建物が綺麗にまっすぐ並んでいます。

これは何屋さんかな?
“Zakład SZKLARSKO RAMIARSKI”と書いてあります。
翻訳するとガラスフレーム屋さん🙂
下にはチェスワフさんときっとオーナーさんなのでしょうね、
名前も入っていました。

水広場。
ちょっとした噴水と謎の大きな石のボール。
子供たちが楽しそうに遊んでいて賑やかでした😊

こちらはコスメティックサロン。
ここまでとても短い距離なのですが、目を配ると色々な所に
楽しいものが沢山あって写真を撮るのも楽しくなります😊
そしてついに!

見えてきました!
「あった!あれだ~!😄」

おぉ~これか~!
これは綺麗だわぁ~☺
まさに本物に出会えて感動。思っていたよりとても綺麗。
やっぱり実物は違いますね。

左側はこんな建物が並び、

これが正面。

そして少し右側。

もう少し右側と、

対面側。

立派な市庁舎です。
その名も「Rynek Wielki」=大きな広場なので
まさになの通りの広場です。

何かイベントがあったのでしょうか、ステージがありました。
市庁舎のすぐに隣にある異常にカラフルな建物が目に入ります。

早く近くで見たいけども、
逸る気持ちを抑えて、途中の路地も見たい。
遠くに見える人にもズーム。

どうやら要塞の上に上れるらしい。

そしてRatusz(市庁舎)!
****************mini information****************
この建物は
・ザモシチの市庁舎(市庁舎と外建)
・市政警備隊(階段のすぐ下)
・インフォメーションセンターとして使われています。

インフォメーションセンターで地図をゲット!
普通に使われているので市庁舎の中は入れないようです。
“バロック様式の市庁舎はZamośćのシンボル”
16世紀に最初に造られましたが、18世紀に現在の形になりました。
ポイントは52メートルの時計塔と広い扇形の階段。
ポーランド国内色々行きましたがこのような階段が
ある所は初めてです。何と言ってもこれが特徴的です😎
★毎日(夏限定)塔から 12:00にザモシチのヘイナウ(ラッパの演奏)が
北・東・南方面のみで、行われます。
****************************************
伝説によると、市の創設者である元王国大元帥 Jan Zamojski(ヤン・ザモイスキ)が
クラクフのある方向「西」に吹くことを禁じたからだそうです。
(ヤン・ザモイスキはとても有名な人なので是非ご一読ください。)
♪ザモシチのヘイナウのサウンドmp3♪
ヘイナウと言えばクラクフ📯
クラクフのヘイナウというとモンゴルがポーランド侵攻してきたものの名残
なのですが(途中で矢に撃たれたので途中で終わってしまう、今では有名な時報です)
何度かあったタタール人の侵攻も最後の時よりも
ヤン・ザモイスキは更に後の人なので、
クラクフ自体を敬って禁じたのかな?🤔
↓
調べたら逆でした😝
あくまでも伝説の一つですが、ヤン・ザモイスキが当時の王
ジグムント3世ヴァーサが嫌いでそちらに吹かせなかったのだとか。
伝説は他にもあるようです🙂

ザモシチのヘイナウを聞きながら是非ご覧ください😊
そしてそして隣のカラフルな建物!
近くで見るとより綺麗。
<Kamieniczki ormiańskie>と呼ばれるものです。
最初のカミエニチュキは石の建物だと思ってもらっていいのですが、
次の単語のオルミアンスキエ。
オから始まっているのにこれの意味は「アルメニアの」という意味😳
オルミアンなんて随分変わっちゃったな!と不思議な単語です。
(イタリア→ヴオヒ等たまに全然違う地名の単語になる事があって面白いのです)
この建物の前の通りもOrmiańskaとアルメニア通りという名前がついています。
この建物は1585年からザモシチに定住していたアルメニア人のものだそうで
ヤン・ザモイスキが与えたそうです。
第二次世界大戦後には国の所有物となりましたが、最後の所有者はユダヤ人だったとか。
建物は17世紀半ばに建てられたものが修復され並んでいます。
現在はザモシチの博物館になっています。
縁 オルミアンスカ通り30番地の“Kamienica Wilczkowska”ヴィルチュコフさんの家
黄色 オルミアンスカ通り28番地の“Kamienica Rudomiczowska”ルドミチュ教授という人がいてその人が所有していた
オレンジ オルミアンスカ通り26番地の“Kamienica pod Aniołem”天使の下の意
紫 オルミアンスカ通り24番地の“Kamienica pod Małżeństwem lub Szafirowa”新郎新婦もしくはサファイアの意
黄色 オルミアンスカ通り22番地の“Kamienica pod Madonna”マドンナの下の意
(ヨーロッパは片方偶数、反対側奇数で番地がついています😉)
 |
<INFORMATION>
●ポーランド語名称 Muzeum Zamojskie
●住所 Ormiańska 30, 22-400 Zamość
●電話番号 (+48)883-375-555, または(+48) 883-375-571
●公式HP http://muzeum-zamojskie.pl/(ポーランド語のみ)
●開閉時間 9:00~17:00 月曜休館
●チケット料金
(Muzeum Zamojskie)博物館 大人12zł
(Muzeum Zamojskie + Galeria Rzeźby)博物館+ギャラリー 15zł
詳細は公式HPのこちらのページからご確認ください。●行き方アドバイス
ザモシチ旧市街市庁舎の隣です。常設展示物
*歴史展
*考古学的展覧会「先史時代と初期の中世におけるザモシチ」
*民族誌的展覧会 「ザモシチ地域の民俗芸術」
*歴史的で神聖な絵画
と、この他に臨時展があり、ポーランド語だけになってしまいますが
公式HPにて情報が更新されていますのでこちらから内容を確認することが出来ます。 |
このミュージアム内が見られる
「バーチャルミュージアム」が公式HPにありました。

見てみたらこれまた凄い!
心地のいい音楽と共に説明もしてくれます(ポーランド語ですが😅)
google mapのような感じで、他の部屋をのぞいたり、
広場や外を歩くこともでき、行った気分になれます。
お時間のある方是非見てみてください!
★バーチャルミュージアムはこちらのページからどうぞ★

外の雰囲気が楽しめるバーチャル散歩は
★こちらのページからどうぞ★
景色が綺麗でとても楽しいです😍
<翌朝に再度観光した時の写真はギャラリーにて>
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